
3週間ほど前から出ている【たねなし柿】に続いて、奈良・王隠堂農園から甘柿の王様とも呼ばれる【富有柿(ふゆうがき)】がはじまりました。
丸くつやのある美しい姿にしっかりとした甘み。甘柿の代表的な品種として広く親しまれています。
富有柿のおいしさは、食べるタイミングによって違った味わいを楽しめること。収穫したての柿は果肉がしっかりとしていて、パリッとした歯ごたえとさわやかな甘みが楽しめます。そして、少し日を置くと果肉がやわらかくなり、とろりとした濃厚な甘みが広がります。
かための食感がお好きな方は早めに、やわらかく熟した柿がお好きな方は少し置いてからどうぞ。同じ柿でも、食べごろによって違うおいしさに出会えます。
柿の名産地として知られる奈良県のなかでも、王隠堂農園のある五條市西吉野地区は、古くから柿の栽培が盛んな地域です。
日中の太陽の恵みをたっぷりと受け、朝晩の冷え込みのなかで育つ柿。そんな自然の恵みが、甘くおいしい実を育てます。
富有柿は木の上で甘く熟す「完全甘柿」の代表的な品種。渋抜きをしなくても、そのままおいしく食べられる甘柿です。
柿は皮をむいてそのまま食べるのはもちろん、サラダに加えたり生ハムやチーズと合わせたりするのもおすすめです。
冷蔵庫で保存すると、やわらかくなるスピードをある程度ゆるやかにできます。ただし、熟すにつれて果肉はやわらかくなっていくので、お好みの食感のうちにお召し上がりください。
パリッとした歯ごたえも、とろけるような甘さも、どちらも魅力の富有柿。秋ならではのおいしさを、ぜひお楽しみください。