
神奈川愛川町の有機農園けのひの北原君に夏の畑を語ってもらいました。
「今は5時頃に起きて朝飯や子供の弁当を作ったりして、6時頃からスタッフと一緒に畑に出て収穫します。10時頃までやって庭先で洗ったり束ねたり袋にいれたりの作業が終わるのが昼位で、そこでスタッフは帰っていきます」
「昼飯を食べると1時間位お昼寝タイムです。1日の中でこの時間だけが楽しみになってます。起きたら、あひるさんや宅配の荷造りをして発送です」
「6時~8時位までヘッドライトをつけて2回目の畑で収穫です。その後、けのひコーナーのある地元スーパーやレストラン・そば屋さんに配達です」
「9時位に帰ってきて、お風呂と夕飯を食べて、ハイ!おしまい!だといいのですが、事務仕事が残っていました。寝るのは12時位かな」
「夏になると1日1度“もうイヤダ!”と思い、週1度は“もう百姓やめよう!”と思うのです」
そんな夏も14回目になります。
―何が迷宮?何が魔界?の話しになりますが―
今借りている畑は大小8枚あります。各々の畑で20種類くらいの野菜を育てています。
*この時期ナスやキュウリは朝晩とらないと1日で2cm位大きくなって、キュウリはウリのようになって売り物にならなくなってしまいます。取り忘れないようにするのですが、見つかりにくいのです。
*大変なのは草刈りです。ずーっと刈っていって畝の先まできて後ろを見たら、さっき刈ったところにもう草が伸びてきた。そんな感じがする位伸びるのです。2~3日で野菜が草におおわれていることもあります。
*いよいよ収穫・出荷ダと勇んで畑に行くと、昨日まで緑々していたインゲンやレタスや葉物が、しなびたり枯れたり溶けたり割れたりして、畑全体が緑色から茶色に変わってしまっていました。わからないのです。誰かに良からぬ息を吹きかけられたのか?
*赤く熟れてきたので“明日とろう!”と翌朝行ってみると、トマト畑が真っ赤に染まっていました。熟れたトマトが食い荒らされて、畑一面に散乱していました。青いトマトは枝に残されていました。カラスかサルかハクビシンかが食べたのだと思うのですが、土と葉とトマトのグラデーションは鮮烈で、何か魔物がきたのではないかと思ったりもしました。
そんな“わかんない”ことがエンドレスに続くのです。畑に行く度に起こる不測の事態、想定外の出来事に、ただでさえキャパオーバーのぼくには「何かがいる。何かがある」とパニックになってしまいそうです。
そこで、「畑から逃げよう!」ということになって、妻(祥ちゃん)と子供達は石川・富山に3泊4日で旅に行き、月末にはぼくが木曽路88kmを駆け抜ける山岳マラソンに参加して、中仙道の宿場宿に泊まる4泊5日の旅に出ることになりました。皆さんもこの暑さエスケープ(逃げる)ことを考えましょう。
有機農園けのひからはナス・キュウリ・サンマルツァーノ・空芯菜・モロヘイヤ・オクラ・枝豆・南瓜・ズッキーニ・じゃが芋・玉ねぎなどが育っているので、よろしくお願いします。
主たる野菜の産地は山梨・長野に移動しました。メインの百姓は有機百姓26年目の立野さんです。
朝5時から畑に出て30種類位の野菜を育てています。レタス・サニーレタス・トウモロコシ・ミニトマト・キュウリ・トマト・大根……などです。
果物は豊富で、ぶどう(デラウェア・巨峰・ピオーネ)・りんご・青りんご・すもも・桃・小玉西瓜・メロン・ブルーベリー・バナナ・パイナップル……
この夏も乗り切りましょう。















